金峰山から眺める

甲府盆地の北方にそびえる金峰山。
晩秋の時期に、瑞牆山荘から登頂した。
南アルプス、中央アルプス、北アルプス、御嶽など名のある山々を眺めることが出来る。
ここでは大迫力で山の景色を紹介する。
是非、山と高原の地図 金峰山・甲武信を手に取り、読んでほしい。

富士山

暗い中、瑞牆山荘から登山道に入り、金峰山を目指す。
明け方、大日岩付近で富士山が見えた。
山梨県側から見る富士山は均等がとれていて美しい。

金峰山

大日岩を通り過ぎ、砂払ノ頭に着く。
ここからは視界良好の稜線歩きだ。
前方には、今日目指す金峰山の山頂部が見える。
北アルプスの唐松岳の山頂部に似ていると思うのは僕だけであろうか?

瑞牆山

来た道を振り返ると、瑞牆山が姿を見せた。
花崗岩の石塔が乱立する様は一度見たら記憶に残るだろう。

小川山

山頂へ歩を進める。
山頂にほど近い地点で裏瑞牆を従える小川山が見えた。
この山の山頂部は展望はないが、
渓谷や原生林など見どころが多いらしく、いつか足を運んでみたい。

八ヶ岳と瑞牆山

ついに登頂した。360°の絶景だ。
この日は好天で北アルプスや御嶽もしっかり見えた。
特に印象に残ったのは八ヶ岳である。
南アルプスの鳳凰山から眺めるよりも山の荒々しさを感じた。

南アルプス

瑞牆山荘に下山途中、南アルプスの間ノ岳と北岳が岩とハイマツに切り出される構図を見つけたので撮影した。
甲府盆地からでは、鳳凰三山が前面にあり、北岳や間ノ岳は隠れてしまっている。
ここからは山頂部はしっかり見えた。

金峰山の稜線歩きは景色が良く、とても心地が良いものであった。