飯縄山から眺める

長野市の善光寺の背後にそびえる飯縄山。
晩秋の時期に南登山道を使い、登頂し、西登山道で下山して見えた景色を紹介する。
是非、山と高原の地図 妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山・信越トレイルを手に取り、読んでほしい。

飯縄高原

夜明け前、南登山道を登る。
標高を積み重ねると共に徐々に明るくなっていく。
樹林帯を越えて視界が開けた。
ふと南方を向くと飯縄高原が広がる。
遥か遠方には八ヶ岳と浅間連峰を見ることが出来た。

荒倉山と北アルプス

山頂が近づくと西方の視界も開けた。
紅葉の荒倉山とその向こうには冠雪の北アルプスがそびえる。

飯縄大明神に今日の好天に感謝し山頂を目指す。
灌木の向こうに紅葉の戸隠連山が顔を見せる。
山頂を越えて瑪瑙山方向に五分ほど下ると、戸隠連山、頚城山塊、北アルプス方向の完全に視界が開けた。
今日一番の絶景だ。

火打山

本院岳

金山と焼山

高妻山

黒姫山と妙高山

戸隠山と瑪瑙山

これらの光景がパノラマのように開けていた。
高妻山の姿は圧巻であり、深田久弥が日本百名山に選んだのも納得だ。

撮影地点、黒姫山、妙高山がほぼ直線上に並び、
黒姫山が妙高山の第三外輪山の様に見えるのも、面白い。

頚城山塊はお気に入りの山域であり、
特に火打山は僕のなかではTop10に入るほど好きな山で、思い出深い山だ。
南側から眺めるのは初めてで、もっと間近に見たいと思った。
いつか、高妻山や乙妻山からも眺めてみたいと思った。

この大絶景を目に焼き付けて、温泉とそばの待つ西登山道を戸隠神社へ下った。