埼玉県の北西部に佇む両神山。
その山容は大きく、まるで壁がそびえるようだ。
この記事では両神山を眺める3つのスポットを紹介する。
登山では、山と高原の地図 「雲取山・両神山」を参考にしてほしい。
1.秩父御岳山
1つ目に紹介するのは秩父鉄道の三峯口駅の近くにある秩父御岳山だ。
オススメポイントは
- 駅からすぐに登山口がありアクセスが良いこと。
- 標高差約700mで週末登山にもってこい。
- 山頂付近では木々の間から、武甲山、和名倉山、三峰山も良く見える。
常明寺付近の登山道から入山して登頂。
急登を超えた先の景色はとても良い。
秩父の山々を満喫し杉ノ峠方向にに下る。
途中の鉄塔下で秩父御岳山が良く見える。
杉の峠に降りたのち、早く帰りたければ強石方向へ、温泉につかりたければ落合方向へ下山する。
2.四阿屋山
2つ目に紹介するのは秩父御岳山の北隣にある四阿屋山である。
オススメポイントは
- 登山口にバス停と温泉があるのが嬉しい。
- 標高差約500mで週末登山にもってこい。
- 山頂付近からは秩父御岳山に似た景色になるが、
早春の福寿草やロウバイが可愛らしい。
フクジュソウが咲く頃は薬師の湯からフクジュソウ園地を経由して登頂するのがオススメ。
上級者コースのツツジ新道は岩場がスリリングで楽しい。
3.毘沙門山(白石山)
最後に紹介するのは四阿屋山の北西にある毘沙門山である。
オススメポイントは
- 個人的にこのアングルからの両神山が一番好き。
- 登山道が無いので山頂が混むことは考えられない。
- 山頂では両神山以外にも二子山、城峯山、父不見山(ててみえずやま)が良く見える。
- 下山後の毘沙門水がおいしい。
この山は登山道は無く、送電線巡視路と尾根伝いに登ることになる。
読図力は必須であり、壁のような泥尾根や山頂付近には岩場があるので、
安易な気持ちで登るのはオススメしない。
しかし、数々の困難を超えた先の景色は圧巻である。