八ヶ岳は巨大な山塊である。
規模と標高は中央アルプスと遜色はない。
もし、日本アルプスを定めす際に発言力があれば、
中央アルプスを「西アルプス」、八ヶ岳を「中央アルプス」奥秩父山塊を「東アルプス」
とすることを主張しただろう。
この記事では、八ヶ岳全体を眺めることが出来る場所を紹介する。
登山では、山と高原の地図 「金峰山・甲武信」「富士山 御坂山地・愛鷹」「北岳・甲斐駒」を参考にしてほしい。
1.金峰山山頂
一つ目は八ヶ岳の東方にある金峰山山頂だ。
ここのおすすめポイントは
- 瑞牆山が八ヶ岳の巨大さを際立たせる。
- 南端の編笠山から北端の蓼科山まで見渡せる。
- 今回紹介する中では一番八ヶ岳に近く、大きく見える。
金峰山へのアクセスルートは多数あり、
お好みのルートを使うといいだろう。
八ヶ岳は金峰山の西方にあるので午前中に登頂すると逆光にならない。
2.地蔵峠・麓分岐
二つ目に紹介するのは八ヶ岳の南方にある天子山地の地蔵・麓分岐だ。
地蔵峠・麓分岐は富士山の西方の毛無山の山頂付近にある。
この場所は「山と高原の地図 富士山」を参照してほしい。
オススメポイントは
- 八ヶ岳の由来の赤岳・横岳・硫黄岳・編笠山・阿弥陀岳・天狗岳・西岳・権現岳を眺めることが出来る。
- 富士山、南アルプス南部が良く見える。
展望地はわかりにくい場所にあるので、
毛無山の稜線に出たら南アルプス側を注意しながら歩きたい。
3.観音岳周辺
最後に紹介するのは鳳凰三山の観音岳付近だ。
オススメポイントは
- 険しい南八ヶ岳となだらかな北八ケ岳を眺めることが出来る。
- 赤岳の険しさが強調されている。
- 鳳凰三山の稜線は展望が良く、南アルプス、奥秩父山塊、富士山もよく見える。
鳳凰三山の縦走を日帰りでする猛者もいるそうだが、
小屋泊やテント泊をして景色を満喫してほしい。
展望が良い鳳凰三山は南アルプスデビューにおすすめだ。
山小屋も多く岩場などが少ないからだ。