お酒の八海山、百名山の駒ヶ岳、最高峰の中ノ岳。
越後三山ので一番人里から離れているせいか知名度は八海山と越後駒ヶ岳に劣るが、
魅力的な山である。
中ノ岳は眺める角度によって姿を変える。
どの角度で眺めても秀峰と言える山容を見せる。
1.小出付近から眺めた中ノ岳
小出駅付近から越後三山はよく見える。右から八海山、中ノ岳、駒ヶ岳と「はなこ」と並ぶ。
八海山と駒ヶ岳より遠くにあるが、十分な存在感を放つ。
小出駅の近くの「見晴らしの湯こまみ」からは越後三山が良く見える。
是非とも登山の帰りに越後三山を眺めながら思い出にふけりたい。
2.道行山から眺めた中ノ岳
枝折峠から越後駒ヶ岳に至る道は、登るにつれて駒ヶ岳が大きくなり、間近に荒沢岳と中ノ岳が迫る。
豪雪が削り出した山肌と新緑と残雪の組み合わせはとても美しい。
3.丹後山8合目のシシ岩付近から眺めた中ノ岳
中ノ岳を真南から眺めると天突く鋭鋒の様な山容を見せる。
眼前に谷底からの標高差1400mの中ノ岳の雄姿はとても迫力がある。
4.兎岳付近から眺めた中ノ岳
兎岳付近から眺めた中ノ岳は「お月山」の別名が似合うシルエットと荒々しい山肌が組み合わさった、
優しくも厳しい一面を見せてくれる。
左奥の山は八海山である。
5.利根川水源碑付近から眺めた中ノ岳
利根川水源碑は兎岳とシシ岩の中間にある。
ここから眺めた中ノ岳は「鋭鋒」と「お月山」と「荒々しい山肌」の組み合わさった中ノ岳の特徴が良く表れている。
兎岳とシシ岩から中ノ岳を眺めた後、もう一度利根川水源碑付近で中ノ岳を眺めると印象が大きく変わるであろう。